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日本語版ダウン・ビートとジャズ喫茶「木馬」
マイルス・デイヴィスのモノクロ写真をダブルトーンで処理した、まるでブルーノートのジャケットのような表紙。 『日本語版ダウン・ビート』の最終号だ。 アメリカのジャズ専門誌『Down Beat』の提携誌として1960年6月に新興楽譜出版社(現シンコーミュー... -
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さらば、ジャズ喫茶モズのオババ③
【 『モズ/MOZZ』の最重要人物、軒口隆策】 「モズ/MOZZ」の3代目店主、〝オババ〟こと菅野裕子ママが亡くなったのは1996年の3月14日だった。 ママの誕生日の翌日の3月4日、「モズ」のすぐそばのマンションの自室で倒れているところを発見されて、... -
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さらば、ジャ喫茶モズのオババ②バリケードの中のジャズ
ジェレミー・スタイグが死んだ。 公式サイトによると4月13日だったようだ。詳しい死因は語られていないが、夫人との平穏な日々を綴った残されたブログを読むと、どうやらなにかの病気のために死期をあらかじめ悟っていたらしい。 私が 初めて聴いたジェレ... -
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さらば、ジャズ喫茶モズのオババ①
【いろんな呼び方のあるジャズ喫茶。】 ジャズ喫茶にとっては、ジャズ喫茶巡礼者、つまりたくさんの店を巡りまわる者はいきずりの客に過ぎない。ひとつの店にとことん通いつめてくれる客のほうがありがたいというものだ。 私にも、初めて入ったときから閉... -
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「ジャズ喫茶は会話禁止」という都市伝説
うかつにもこれまできちんと読んだことがなかったのだが、ウィキペディアの「ジャズ喫茶」が雑すぎてひどい(笑) 大小さまざまな間違いに気づいてしまったが、まずいちばんに驚いたのは、 「クーラーなどの冷房機が完備していない(暖房機については、入... -
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NHK朝ドラ「べっぴんさん」と神戸のジャズ喫茶
【朝ドラに響くジャズ】 NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」。 2016年10月3日の放送開始以来、平均視聴率20%以上をキープしており、NHKの朝ドラとしてはまずまずの人気である。 昭和の初めに神戸の山の手令嬢として生まれ育った主人公坂東すみれ(芳根京子... -
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青森・スガ/SUGA ジャズ喫茶全盛期の面影をそのままに
【】 「新譜を聴く人が少ないんだわ。店にはこんなに新譜のジャケットを飾ってあるのに注目する人がいない。とっかえ、ひっかえプレスティッジとかブルーノートばっかりじゃあさ、もう、うんざりだよ(笑)」 「こっちはリクエストしてもらったら、かけな... -
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高知・アルテック(2016年閉店)伝説のビル・エヴァンス公演
【始まりは渡辺貞夫のアフター・アワーズ・セッション】 高知のジャズ喫茶「アルテック」が2016年10月31日(月)をもって閉店した。 創業は1973年7月17日 。創業のきっかけは1970年の夏に襲来した台風10号だった。 この台風は、高知ではいまだに語り草にな... -
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書評 MILES:Reimagined
マイルス・デイヴィス/ローズバッド オーソン・ウェルズが製作・監督・脚本を手がけ主役を演じた『市民ケーン』は、一代でアメリカの新聞王となり、世界的メディア企業ハースト・コーポレーションの土台を築いたウィリアム・ランドルフ・ハーストをモデル... -
北海道
網走 デリカップ / Delicup
【】 日本の東端を走るJR釧網本線の終点、網走。このオホーツクの海に面した町のほぼ中心部に「デリカップ」がある。マスターの菊地荘一さんは、毎朝店の前に焙煎機を持ちだし、歩道でその日必要な分だけの生豆を焙煎する。 「外に焙煎器を出して作業をす...