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東京・四谷 いーぐる ジャズ喫茶の物語 Part2
【】 東京・四谷のジャズ喫茶「いーぐる」が2019年12月14日で創業52周年を迎えた。これは東京で現在営業をしているジャズ喫茶の中では、1956年開業の日暮里「シャルマン」、1960年開業の明大前「マイルス」と浅草「フラミンゴ」、そして「いーぐる」と同じ... -
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WHAT IS A JAZZ KISSA ? いーぐるの物語Part1
WHAT IS A JAZZ KISSA? Interview with Masahiro Goto 日本独自の文化であるジャズ喫茶の歴史は約90年に及ぶ。それはアメリカから極東の島国にジャズが伝播した歴史であり、日本人とジャズとの関係を映し出す鏡のようでもある。今年で開業53年目を迎える... -
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さらば、ジャズ喫茶モズのオババ③
【 『モズ/MOZZ』の最重要人物、軒口隆策】 「モズ/MOZZ」の3代目店主、〝オババ〟こと菅野裕子ママが亡くなったのは1996年の3月14日だった。 ママの誕生日の翌日の3月4日、「モズ」のすぐそばのマンションの自室で倒れているところを発見されて、... -
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さらば、ジャ喫茶モズのオババ②バリケードの中のジャズ
ジェレミー・スタイグが死んだ。 公式サイトによると4月13日だったようだ。詳しい死因は語られていないが、夫人との平穏な日々を綴った残されたブログを読むと、どうやらなにかの病気のために死期をあらかじめ悟っていたらしい。 私が 初めて聴いたジェレ... -
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さらば、ジャズ喫茶モズのオババ①
【いろんな呼び方のあるジャズ喫茶。】 ジャズ喫茶にとっては、ジャズ喫茶巡礼者、つまりたくさんの店を巡りまわる者はいきずりの客に過ぎない。ひとつの店にとことん通いつめてくれる客のほうがありがたいというものだ。 私にも、初めて入ったときから閉... -
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青森・スガ/SUGA ジャズ喫茶全盛期の面影をそのままに
【】 「新譜を聴く人が少ないんだわ。店にはこんなに新譜のジャケットを飾ってあるのに注目する人がいない。とっかえ、ひっかえプレスティッジとかブルーノートばっかりじゃあさ、もう、うんざりだよ(笑)」 「こっちはリクエストしてもらったら、かけな... -
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高知・アルテック(2016年閉店)伝説のビル・エヴァンス公演
【始まりは渡辺貞夫のアフター・アワーズ・セッション】 高知のジャズ喫茶「アルテック」が2016年10月31日(月)をもって閉店した。 創業は1973年7月17日 。創業のきっかけは1970年の夏に襲来した台風10号だった。 この台風は、高知ではいまだに語り草にな... -
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網走 デリカップ / Delicup
【】 日本の東端を走るJR釧網本線の終点、網走。このオホーツクの海に面した町のほぼ中心部に「デリカップ」がある。マスターの菊地荘一さんは、毎朝店の前に焙煎機を持ちだし、歩道でその日必要な分だけの生豆を焙煎する。 「外に焙煎器を出して作業をす... -
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函館 リーフ / Leaf
【】 ※「Leaf」は2018年10月より函館市松風町7−6に移転しました。本記事は移転前の取材、写真をもとに作成したものです。 函館駅から市電に沿って歩いて5分ほどのところに、かつては函館随一の花街、大森遊郭があった。その入り口には巨大な門があったた... -
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函館 J.B.ハウス
【】 市電「青柳町」駅から約130m、函館公園入り口前の通りに「J.B.ハウス」がある。マスターの塚田保さんは、京都の大学を卒業して帰ってくるなり、自宅を改築してこの店を始めた。 塚田さんが大学卒業後すぐにジャズ喫茶を始めたのは、大学時代のアルバ...