STORIES– category –
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小樽 フリーランス/ Free-Lance
運河の近く、蔵の町でひっそりと輝く至宝 小樽運河には北海道の伝統的な洋風建築、木骨石造(もっこついしづくり)の建物がいまも多く残されているが、そこから少し離れてポツンと建っているのが、明治時代の蔵を改装した「フリーランス」だ。 「まだ小樽... -
函館 バップ / Bop
ジャズが投げかけてくる驚きを求めつづけて半世紀 壁に飾られている額縁入りのジョン・コルトレーンとマイルス・ディヴィスのサインは、どちらもマスターの松浦善治さんが関係者や警備員の目をかいくぐり、彼らの楽屋を訪ねて書いてもらったものだ。 コル... -
小樽 グルービー / Groovy (2018年閉店)
ジャズ人生の集大成はやっぱりジャズ喫茶だった マスターの野田弘之さんは、定年退職を迎える4、5年前から「ジャズ喫茶をやりたい」と真剣に考えるようになっていた。しかし、妻に相談をすることができたのは、定年が差し迫った3カ月前のことだった。妻の... -
札幌 エンジェルアイズ2 / Angel Eyes 2
全国屈指の大音量を誇る大人の秘密基地 札幌市営地下鉄東西線の「バスセンター」駅で下車。ひとつ隣の「大通り」駅のような喧噪はこのあたりにはなく、明かりといえば街灯ぐらいだ。地下鉄の出口階段を上がりきるあたりからどこからかジャズの音が聴こえて... -
札幌 ボッサ / Bossa
最高のオーディオでジャズを気取らずに楽しむ 札幌一の繁華街すすきのの、目抜き通りの一角に「BOSSA 」がある。 雑居ビルの1階入り口には「2時間以内1850円でカクテル飲み放題」と書かれたジャズ喫茶らしからぬ(?)案内看板が。しかし、階段を上がり2階... -
札幌 ロンド / Rondo
本田竹廣がこよなく愛した赤いレンガのジャズ空間 創業は1959年。おそらく、北海道に現存するジャズ喫茶では最古。ただ、最初の移転までの5年間は、シャンソンやウエスタン、ハワイアンなどの「洋楽」もジャズと一緒にかける店だったという。マスターの鎌... -
札幌 ミツヤカフェ (2020年閉店)
マニアックながら居心地のいいご近所カフェ 店名は日本式ローマ字表記で「MITUYA CAFÉ」とつづる。由来は毛利元就の「三本の矢」の故事にちなんだものだ。マスターの矢波さん、奥さん、娘さん3人の苗字の「矢」を一つにとりまとめ、力を合わせてやってい... -
初夏の北海道を行く
札幌へ 2014年6月9日(月) 北海道のジャズ喫茶巡りを夫婦でやってみようと思ったのは、ジェットスター(LLC)の運賃があまりに安かったからだ。 名古屋から札幌までが1人片道5, 000円程度なら、どのような旅であれ、まず損をすることはない。 取材すべき... -
根室 サテンドール Satin Doll
日本最東端の地でジャズを鳴らし続ける 「よくきかれましたよ、どうして根室でこんなにジャズが盛んなのですか? って」とマスターの谷内田一哉さん。 「根室でジャズが盛んなのは、日本のいちばん東、つまり、いちばんアメリカに近いからじゃないですか... -
サッポロのジャズの輪をつなぐ名物ジャズスポット ジェリコ/Jericho
いつかはジャズの店をやりたいと熱望しても、簡単にその夢がかなうわけではない。「ジェリコ」のマスター、渋谷純一さんもそうだった。大学を出て、資金稼ぎをしながらジャズの勉強をしようと思って札幌の有名店「ジャマイカ」に勤めてみたのだが、ジャズ...